『ROBOT』誌68号掲載の、Dario Tonani「Schiuma rossa（赤い海泡石）」 先日イタリア賞を受賞したDario TonaniのＳＦ短編作品です。 未来のイタリア。ドゥカティ2098に乗って凶悪犯を護送中の警官ルーダン。ガス欠で立ち寄った〈新リミニ〉。汚染されたアド…

『ＳＦマガジン』2013年７月号を購入。「SF BOOK SCOPE」のページで、サルガーリ『二十一世紀の驚異』も取り上げられていました！ 驚きです。ありがとうございます。今後の日本におけるイタリアＳＦ翻訳出版をわずかでも活発にしていくためにぜひ売れてほし…

難波弘之最新ソロアルバム『Childhood's End～幼年期の終り～』（キングレコード）を購入。なんでも『Ｎ氏の天球儀』以来２７年ぶりのソロアルバムだそうです。かつて『ＳＦマガジン』の連載「Sci-Fi Set」で難波氏の存在を知り、それ以来ソロとSense of Won…

５月23-26日に開催された第27回「Sticcon」（スタートレックコンヴェンション）内で、イタリアＳＦ関連賞であるイタリア賞とヴェジェッティ賞が発表されました。 【イタリア賞 Premio Italia】 ＳＦ小説部門：Dario Tonani『Mondo9』(DelosBooks) ファンタジ…

先月の「イタリアの本棚」へのリンクはるの忘れていましたのではっておきます（→こちら）。取り上げているのはEraldo Baldini ＆ Alessandro Fabbriの『Quell'estate di sangue e di luna（血と月のあの夏）』です。ノスタルジックな雰囲気の中で起こる奇怪…

いつの間にかこんな映画が作られていました。これはぜひ観たい！ タイトルは『Fedele alla Linea』（監督Germano Maccioni）。CCCP、CSI、PGRといったバンドを率いて活動してきたGiovanni Lindo Ferrettiのドキュメンタリー映画。イタリアで５月公開みたいで…

イタリアのＳＦ雑誌『Robot』68号届く。本号の目玉はたぶんル＝グイン特集なのだけれど（つい先日『Paradisi perduti』（原題：paradise lost）が刊行された）、イタリア的なメインは、Dario Tonaniの短編「Schiuma rossa」（短編コンテストの「Robot賞」受…