2014年のヴェジェッティ賞(Premio Vegetti)の候補作は、以前本ブログでも取り上げましたが(
→こちら)、受賞作はレナート・ペストリニエロ(Renato Pestriniero) の『La pietra
dell’alchimista(
錬金術師の石)』 (Ed. Solfanelli 2013)に決まりました。
まだ読んでいないのですが、本書袖に載っているあらすじによると、
ヴェネツィアを舞台にした16世紀の
錬金術師アロイシオ・ヴィニャーリの物語で、その人生が21世紀の若き物理学研究者ジェオ・ダルヴィーゼの人生と交錯するという展開のようです。